
繰り返して使用するタイプの家電製品で用いられることが多い
充電池は近年、リチウムイオン電池やニッケル水素電池が主流となっていますが、古くからあるニカド電池(ニッケルカドミウム電池)の需要がなくなったわけではなく、多くの場面で重宝されています。
例えば、家電製品のうち、繰り返して使われることが多い製品については未だにニカド電池の使用が推奨されている場合が多いです。
代表的といえる製品には電気シェーバーや電動歯ブラシ、コードレス電話、テレビ用リモコンなどが挙げられ、これらの中には購入時に専用の充電器やACアダプターがついてきて、市販の充電器を用意せずとも充電が可能な仕組みが備わっているものが少なくありません。
また、アルカリやマンガンなどの乾電池をつかって動作させる製品の中には、ニカド電池でも動作させられるものが数多く存在します。乾電池は全て使い切ってしまうと新しいものと交換しなければなりませんが、ニカド電池はメーカーが想定する回数に達するまでは何度でも充電して使うことができ、新しいものも手頃な価格で入手できるのがメリットです。

ホビー分野では今日でもニカド電池の需要が高い
家電製品とならんで日常の中でニカド電池の利用頻度が高いといえるのは、ホビー分野です。例えば、ラジコン製品では、今日でも本体やコントローラーを動作させる際によく用いられています。高い出力を安定して出すという点では他の種類の電池には劣りますが、価格が比較的安くて入手しやすい点や管理が容易な点などから、初心者向きといわれることが多いです。1セットあれば数百回は充電を繰り返しつつ使用できるので、趣味でラジコンをはじめたい場合は購入しておくと良いでしょう。
また、日常の中で音楽を聴いたり、写真を撮ったりする機会が多い人の中には、ヘッドホンステレオやデジタルカメラを持ち歩いている人が少なくありませんが、これらの製品についてもニカド電池を装着すれば動作させられる場合があります。
機器本体にバッテリーの残量が確認できるような仕組みが備わっており、使用者はそれを見ることで充電のタイミングをはかることができます。

まとめ
ニカド電池は、リチウムイオン電池をはじめとしたより性能の高い充電池の登場により、今日では主流からは外れています。しかし、コードレス電話や電気シェーバーなどの高頻度で繰り返して使用するタイプの家電製品をはじめ、ラジコンやデジタルカメラなど、ニカド電池を用いて動かせる製品はまだまだ多く、日常の場で使う機会も多いです。
ニカド電池は使い切りタイプの乾電池の代わりに使用できることが多いので、何本か購入しておくと、急に電池が必要になったときなどに役立ちます。
